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【戦国七雄・最弱国・韓の逆転劇】韓非子・宰相で韓は天下を取れるのか?

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春秋戦国時代末期の思想家で、韓非子が韓の公子として現れました。

荀子の弟子になり法治国家について学んでいますし、自分で富国強兵のためになる方法を説いています。

しかし、韓王は韓非子のいう事に聞く耳を持ちませんでした。

代わりに秦王政が韓非子の事を高く評価しています。

歴史のもしもになるのですが、戦国七雄最弱国の韓が韓非子を宰相に用いれば韓王が天下を取れたのか?について考えてみたいと思います。

ちなみに、韓非子を宰相にする事で戦国七雄の最弱国である韓が天下を取れる可能性もゼロではないと考えています。

「無理に決まってんだろ!」という声が多そうな気がしますがw

 

 

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韓非子とは

最初に、韓非子の事を簡単に解説します。

戦国時代末期の思想家で法律を厳しくする事で、国を強くし治めようとする考えです。

荀子の弟子時代には、学友で李斯(後に秦で丞相になる)がいました・

史記によると、李斯は韓非子に及ばない事を自認していたそうです。

しかし、韓非子は吃音があったようで上手く喋る事が出来ませんでした。

そのため、韓では軽く見られてしまったのかも知れません。

気合いを入れた韓非子の文章の方は、秦王政が非常に気に入り、韓非子を講和の使者として、秦に来ることを見越して韓を攻めたりしたほどです。

しかし、韓非子は秦に行くわけですが、秦で苦難に見舞われて命を落としました。

その3年後に韓は滅びています。

 

韓非子の改革が成功すれば

ここからが本題ですが、韓非子の改革が成功して韓が強くなったとします。

この場合に、韓が秦の代わりに天下を取れたかですが、全くの不可能ではないように思います。

まず、韓の改革が成功すれば富国強兵となります。

国力が高くなれば、戦争にも勝てますし、国庫も充実する事でしょう。

 

 

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張良が韓で登場する

劉邦の軍師として有名な張良は、韓の大臣の家柄でした。

つまり、時が立てば韓には天才軍師である張良が登場するわけです。

もちろん、登場したとしても、その時の韓王が用いるかは分かりませんが、用いたとすれば非常に戦力になる事でしょう。

韓非子の法治国家で国がよく治まり、さらに戦略の天才が韓に加われば大きな戦力になるはずです。

 

韓信が韓に来るのか?

漢の初代皇帝となった劉邦には軍事の天才として韓信がいました。

韓信は、楚の人間なので韓とは無関係に思えるかも知れません。

しかし、楚は貴族などが権限を持っているため、在野で優秀な武将がいたとしての用いられる事はないはずです。

韓信の場合は、用いられなければ逃げ出してしまうはずなので、そうなると、どこの国に来るかは分かりません。

韓に来る可能性もゼロではないでしょう。

そこで、張良が韓信の才能がある事を高く評価して、韓王が用いる事が出来れば、軍事の天才である韓信の韓の為に働く事になります。

ただし、韓信は戦の天才ではありますが、野心も高いです。

そのため油断は禁物と言えるでしょう。

どこかのタイミングで蒯通が現れて独立を進言されてしまい、劉邦の時は断りましたが、再び断るとは限りません。

しかし、張良と韓信が韓にいて活躍すれば、かなり心強いはずです。

 

如何せん国力の差が

ここで問題になってくるのが、秦と韓の国力の差です。

秦は韓を滅ぼして、潁川郡を置きました。

秦は郡県制で国を治めようとするわけですが、秦が郡にした領土は、潁川郡で17番目です。

秦は後に天下を36郡に分ける事を考えれば、韓を滅す前で国力は17倍の差がある事になります。

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さすがに、ここまで国力の差が出来てしまうと、かなり苦しいと言えるでしょう。

さらに、秦が天下の半分を手中にしているので、合従軍を作ったとしても、6国を合わせても秦と同じ位の国力しかありません。

合従軍は連合軍なので、団結力が低く出撃しても度々敗れているわけです。

それを考えると、韓非子が登場しても、国力の差が問題になってきます。

 

秦で趙高が暴政

韓が滅亡を免れて天下を取るには、秦の存在がかなり邪魔な事が分かったかと思います。

韓とは国力が10倍を軽く超えているわけです。

しかし、強くても必ず弱くなるのが歴史の常です。

実際に、秦には秦王政のお気に入りの宦官である趙高がいます。

秦王政には、荊軻のような刺客に襲われて命を絶ち、胡亥が跡を継ぐのが韓にとっては理想です

趙高が権力を握り名将・名臣を殺戮しつくせば秦の国力は大幅に弱まるはずです。

しかも、内部での権力闘争に明け暮れてくれれば、韓に攻めて来る事もありません。

韓としては、何としても趙高に権力を握ってくれるように、国を挙げてバックアップするのがよいでしょうw

これが実現すれば、李信、王翦、蒙恬、蒙武、王賁などの武将は全て趙高が抹殺してくれはずですw

これで秦の内部は骨抜きとなります。

ただし、秦の方も名将として章邯が登場する事になるはずです。

 

項羽は楚の将軍として登場するはず

他国の状況を考えると、戦国時代が続けば項羽は楚の将軍になる可能性が高いと思われます。

実際に、項燕将軍の孫になりますし、楚の名門出身だからです。

戦国時代は秦と楚が戦う場合は、楚が不利になる事が圧倒的に多かったわけです。

しかし、楚の将軍に項羽がなった場合は、王翦や蒙恬などとも引けを取らないように思います。

秦にとって脅威になるだけではなく、韓にとっても脅威となる存在でしょう。

その他にも、斉では田栄や田横なども出て来るはずですし、楚漢戦争の名将たちも現れて来るはずです。

そうなると、どこが天下を取ってもおかしくない状態になるかも知れません。

 

関連記事:項燕は名将と呼べるのか?

 

しかし、現実は?

今まで話したのは、あくまで理想論であって現実ではありません。

趙高が権力を握ったのも、秦に取っては守成の段階であった為に、趙高が権力を握れた可能性も高いです。

守成・・・創業者(ここでは始皇帝)の後を継ぎ国の地盤を強化する段階

乱世が続いていれば、趙高自身も権力を握る事は出来なかったのではないかと思います。

唐の李世民や魏徴も言っていますが、天下統一よりも守成の方が難しいと考える人もいる位です。

天下統一の段階は、皆が引き締まっていますが、守成の段階になると権力闘争や平和ボケしてしまうからです。

名君と呼ばれた人ですら、守成の段階で失敗した人は多いと言えます。

秦が内部崩壊しない事を考えると、韓王が韓非子の言う事を聞いていても、国力の差がありすぎて国を保ち続けるのは難しかったのではないかと考えるのが打倒でしょう。

それでも、韓王が韓非子の言う事を聞いて、国内改革に成功する事が出来たら面白い展開かなとは感じます。

回復させた国力を元に張良が出てくれば面白いと思うんですけどね

あくまで架空の世界の話しですけどw

ただし、本当に韓が秦を含めた6国を滅ぼしたとしたら、今度は韓が秦のように短期間で滅亡した可能性もあるかなと思います。

法律を過度に厳しくしたり、人民を酷使したりするのは社会に歪が生まれると考えるからです。

キングダムでも韓非子は出てくるはずですが、どのように描くのか楽しみにしています。

 

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